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by chezlierre
Classical Roots vol.1
なんだかんだで、やっぱり音楽の原点はクラシックなのか。

中学校の頃、おちゃっぴぃな俺でも音楽の授業だけは好きだった。
特に2年の時、担任兼音楽の授業を教えてた男性O先生の授業はよかった。
何がよかったかって、たくさんのクラシックを教えてくれたから。ただ、それだけ。

好きな作曲家といえば、バッハ、ショパン、ベートーベン、グリーク、パガニーニ、アルビノーニ、パッヘルベル、、、それぞれ好きな曲があるからキリがない。

今回は一番好きな「J.S.Bach」。
Classical Roots vol.1_b0098081_16431461.jpg
一つ言っておくと、好きなだけで青島先生みたいに詳しくはないので・・・
バッハは有名なので誰でも知ってる曲がたくさんあると思う。
まずは、「Air on the G String」
いわゆる「G線上のアリア」だが、今では色々アレンジされ各ジャンルでも使われて、みなさんもなじみがあるんじゃないかな~。
この曲が俺をクラシック界に引きずり込んだ曲だ。
先ほど出てきたO先生に聴かされた曲。
初めて聴いた時、涙が出た。悲しいんじゃなく自然と。
聴きおわった後、妙に優しい気持ちになれる。
今考えると、この曲のコード進行は後の音楽界にかなりの影響を与えていると思う。

次に「Brandenburg Concerto」
ブランデンブルグ協奏曲は、とにかく朝聴く。
朝起きて、カフェ・オレ飲みながらメールチェックしたりする。
古きヨーローッパの宮殿で朝を過ごしている気分になれる。
気持ちだけでもブルジョア気分を味わいたい。。。

次は「Fuge G-moll BWV578」
通称「小フーガ」は、マモーミモーで知ってるかな。。。それも古いか。
まぁ、そのイメージはとっぱらかってもらって。
この曲は「パッヘルベルのカノン」とかと同じく「追っかけ」の展開だが、
バッハの凄いところは、カノン等の同じ旋律の繰り返しであるのに対し、ちがう旋律をのせ音に広がりを作っている。
*)追っかけの曲とは「かえるの歌」もしくはドラクエの曲みたいな事
あと、この曲はマイナーから始まり、メジャーに変調し、またマイナーに戻る。
そのメジャーに変わる瞬間を聞き分けた時の嬉しさは、フィリックスガムで当たりが出た時と同じくらいだった。
この時代でこんな事をしてたバッハは変な人だったんだろうな。。。

最後は「Lute Suites」
リュート組曲の中で第1番がお気に入り。
このメロディとベース音の展開・・・素晴らしい。ギターがもっとうまければ弾きたい。
他の曲と違ってこの曲に知り合ったのは、
北欧が産んだ早弾きギタリスト「Yngwie Malmsteen」が好きだったから。
彼が、アルカトラス時代からLIVEのソロで必ず弾いてた「Coming Bach」が大好きで、ある日バッハのCDを聴いてたらComing Bachの原型となるこのリュート組曲第1番が流れてきた。
どちらかと言うとComing Bachの方が好きなんだけど・・・
いや、でもやっぱりリュート組曲第1番を作ったバッハはかなり凄いメロディメーカーなんだなと実感する。
でもその時代では認められなかったんだろうな。。。

などなどバッハだけでもまだ好きな曲はあるのに・・・
まぁ、読む人もしんどくなるからほどほどにします。。。
では、最後に「G線上のアリア」でお別れ。
あ、でも聴きながらもう1回読んでもいいよ。。。
「Air on the G String」←Women´s Orchestraでお楽しみください。

CL栄一郎
by chezlierre | 2007-06-16 16:30 | music
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